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***Author: MIZU*** ---------------------Copyright(c)2008 MIZU/photography-style
by kkk_mizu
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鞄_f0198729_22453178.jpg
■Canon S90■

約20年愛用した、お気に入りのレザーブリーフが壊れたことから始まった鞄探しの旅ですが
この5ヶ月で購入した鞄の数、「6個」というなんともアホな状況になっております^^;

恐らくこれ以上購入することは無いと思いますが、これまでの買い物を無駄にしないためにも
今まで使って、実際に感じたことを書いてみることにしました。
まあ、良いことは雑誌等に沢山書いてありますので、そちらにお任せします(笑)




まずは購入順で、アニアリから。
鞄_f0198729_23105616.jpg

最初に買った茶のブリーフトート、「AL-01-01」。
「アイディアル・アンティーク・レザー」はもっちりサラサラな手触りで適度な艶もグッド。
色のムラはワザとらしく、アンティークというより模様のようで好きになれない。
ただ、他の2つの所有するアニアリに比べると、素材の質感は最高でアタリのよう。
細部の仕上げは、革の裁断が雑な部分があったり、端の処理が毛羽立ったりと少々残念…
ショルダーストラップの取り付け位置は??で、ストラップを付けたまま手提げ持ちをすると
鞄が妙な変形を起こして悲惨な姿に…ストラップの取り付け位置の強度も不安で使えません。
柔らかく軽いのが利点だけど、吊るして保管していたら革が既に伸びてたるんでる…^^;
エイジングを楽しむどころか、何年使えるんだろ…?ってちょっと心配。。。

次のアニアリは黒の2WAYボストン、「AL-06-02」。
ウチでは通称「おじいちゃんバッグ」と呼ばれてる^^
ブリーフトートの革の質感が気に入って買った2つ目ですが、実は全くの別物。
色によるものか個体差なのか分からないけど、こいつはベタつく手触りで、艶も半端…
薄い革が更に薄い感じで、茶のブリーフは水を吸い込むけど、コイツは弾く。
一体どっちが本当の「アイディアル・アンティーク・レザー」なのか…?
バッグにコシがないので、持った状態でのファスナーの開閉はし辛く、かなりイライラ。
手持ちハンドルは柔軟性がある分、荷物を入れて歩くとヨーヨーの如く上下に揺れる感じで不安定。
荷物をパンパンに入れて斜め掛けすると、まるでエナメルバッグで通学する中学生のような姿に…^^;
ショルダーストラップは細く、荷物が多いと肩がこる。新作では幅が広くなり改善されたみたい。
シルバーの金具類はゴールドより渋みがあり、好みだけど、ファスナーはあっという間に
地金の黄っぽい色に変色してガッカリ…

アニアリ最後は紺のカバートート、「AL-02-03」。
使用頻度が3つの中で最も高いバッグ。
これはショルダーストラップやファスナーなど、余計なものが無くシンプルなのが気に入り購入。
蓋のマグネットも凝った作りで、新作のボタンよりもコストが掛かってるように思える。
これは他の2つと違い、パイピングが施されているので、なんとか自立させることが出来るのが嬉しい。
3度目の正直だった「アイディアル・アンティーク・レザー」にはガッカリ…
各パーツ毎に質感や艶感の違う革が使われていて、ただの「牛革」状態。
もう素材をネーミングで特徴付ける意味もないような…?
雑誌等で大絶賛する記事まで「ホントなの??」って感じ…^^;
品質管理が甘いのか、せめて同じバック゛には近い質感の素材で揃えて欲しい。
紺は特に水墨画のような色ムラが目立つので、好き嫌いがハッキリ分れるかも。
コイツの革も水を吸い込み、アニアリで初めて色移りを経験、パンツが真っ青に…
アニアリ全てに言えるが、自慢のヌメ革タグは安っぽくて使えない。キーホルダーに戻して欲しい…

と、書きたい放題ですが、アニアリの価格を考えれば正にバーゲンプライスですし
「日本製」の革製鞄をこの価格で手に入れられる魅力は大きいです。
ただ、新作が出る度にコストダウンされてるように思えるのが、個人的に少し残念…
まだ新しいブランドですし、注目度も高いので、これからに期待が持てますね。
名ばかりが先行しないよう、更なる改良と品質向上で10年、20年愛せる鞄を目指して欲しいです。

鞄_f0198729_0274871.jpg

次は二つ折り鞄「ソットブラッチョ」。
これはマリネッラではなく、同じイタリアの「ザニ・デル・フラ」製。
お盆のセール時に15000円位で購入。
二つ折りで使う状況は殆んどなく、荷物の少ない日帰り出張時に使う程度。

鞄_f0198729_0444881.jpg

ココの特許の革は、傷や水にも強く気にしないでガシガシ使える。
ただ、ハンドルや各部の強度はそれなりで、やや心配。。。
蓋部分の革は表裏で同じ大きさのようで、閉めた時に内側の革が大きく撓み納まり悪い。

鞄_f0198729_0484642.jpg

一番のお気に入り、ザネラートの「ジーナ」。
購入以来、ほぼ毎日使っているので、結構柔らかくなってきた。
ただ、アニアリのようにレジ袋の如くヘナヘナになるのではなく、芯がしっかりしてコシがある。

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革の質感、丁寧なステッチなど仕上げの美しさは、見るたび惚れ惚れする。
自分にとってはこれ以上の理想のバッグは無いと思いながらも、使ってみて分かったことを。。。
まずは電車で座ったときに膝上に納まらないサイズ。縦に置いてもハンドルが邪魔になる…

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それと、やっぱり重い…
超低反発素材のハンドルのお陰で、手に掛かる負荷は一点に集中しないのでマシだけど
空の状態で、荷物を入れたアニアリより重く感じるのは、オッサンの僕にはツライ^^;
荷物の出し入れは、蓋の金具が重く、片手で蓋を押さえていないと無理。
手を離した途端、勢いよく閉まって蓋の金具と荷室の受け金具がぶつかり合って傷だらけに…
中の仕切りに付いた細かいポケットは全く使えない。
中の色も白っぽい色ではなく、汚れの目立たない濃い色なら良かった…
金具類の汚れの落ち難さも相当なもの。指紋を数日放置しただけで拭いても落ちない(泣)

鞄_f0198729_1232364.jpg

最後はダニエル&ボブの「ジャスミン」。
アニアリ2WAYボストンのデザインや質感がイマイチだったので、替わるワンハンドルの
良いバック゛が欲しくて買ったのがコレ。
最初は革も硬さがあり、作りも平面的なので、まるでLLビーンのトートのようにゴワゴワして
ファスナーの開閉もままならなかった。
ところが数回使っただけで「あれ?」って思うほどソフトになり、ファスナーもスムーズに動いてる。
そしてジルハンドルもいつの間にやらヘナヘナに…
アニアリのボストンが荷室が細かく分かれてて使い切れなかったので
シンプルなジャスミンは使い勝手がよく、自分には合ってるような気がする。
ザネラートに比べると民芸品チックな作りだけど、職人の手の温もりを感じるような鞄。
革質も良いのは分かるけど、ちょっと高過ぎ…定価での購入は考えちゃう。。。
内装の作りも大雑把で、お世辞にも良いとは言えない。その点、アニアリは内装は凄い。
何とかして欲しいのは臭い…クッサァ~~~い(><)

以上、好き勝手に書いていますが、それぞれ良い鞄であることは間違いなく、色々なところで
評価されているとおりだと思います。
ただ、煽りや宣伝じみた提灯記事が多いと感じることもあり、良いところ以外についてはあまりは書かれる
ことがないので、実際に自分で購入して使ってみなけりゃ分からないことを書いてみました。
内容はあくまで個人の主観に基づくモノなので、軽~く流して下さいね。
by kkk_mizu | 2011-09-30 22:53 | LIFE
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